2011年6月号 | 西武池袋線・西武新宿線・練馬区の賃貸はハウステーションネットワーク

2011年6月 損害保険出身者の家主が語る地震保険によるリスクヘッジ

皆様,如何お過ごしですか?じめじめした天候が続いてます!
風のある晴れの日には、散歩などをすると心も体もリフレッシュすると思います。(^^)

 今回の震災の影響で、地震保険が見直されております。皆様、地震保険に加入されていますか?
各保険会社によって内容は違うと思いますが、今回の震災を機に、保険の内容を確認されてみては如何でしょうか?自分の資産は自分で管理しましょう!(^^)

『損害保険出身者の家主が語る地震保険によるリスクヘッジ』
『家主と地主より抜粋』国土が地球上の全陸地面積の0.2%しかない日本の地震リスクは20%とかなり高いです。その点を考えれば、地震保険への加入は必要だと思い、全物件に加入しています。
地震保険は加入料が高い割りには、いざ保証が必要なときに思ったほどでないという意識を持っていて、加入していない方が多いですが、私は、少しでも何かあったときに保険が出る事は大きいと思っています。
例えば、2000万円の建物で地震保険に加入する場合、最大でも保険で支払われるのは、1500万円です。この1000万円でも保険が出れば、助かります。

ところが、実感として、地震で建物に損害が出るということが想定できないから加入していない家主さんは少なくないのでしょう。

元損保会社にいた人間からすれば、起きるリスクがわかっているのであれば、その点に備える事は必要だと考えています。

中古で物件を購入する人については、保険料は建物購入額ではなく、面積で補償される金額がきまりますから、この点も留意しておいた方が良いでしょう。
ときどき地震による火災は火災保険で補償されると考えている人がいるが、間違いである。
地震を起因とする火災や水漏れなどのトラブルは補償対象外となっている。例えば、今回、首都圏でも、多かったのは地震で洗濯機のホースがはずれてしまい、水漏れが発生してしまい、水漏れが発生したとか、物が落ちてきて水栓が開いてしまい、シンクに入っていた食器にはねた水で床が水浸しになったなどの水回りに関するトラブル。
通常は家財保険の対象になるが、地震を起因とする場合は、補償されない。では、実際地震保険に加入していた場合、どこまで保険が支払われるのか検証をしてみよう。

例えば、マンションの7階住居から水漏れが発生した場合、
①7階の入居者の家財
②階下の入居者の家財
③建物への損害の3つの観点から検証する必要がある。

①7階入居者の家財については、水漏れ損害は「損壊」に該当するため、入居者が家財の火災保険(個人賠償責任補償、借家人賠償責任補償を付帯)のほかに地震保険に加入していれば保険金の支払いの対象となる。
ただし、家財保険全体の損害額が家財の時価の10%以下であることが保険金支払いの条件となる。
②階下の入居者の家財の損害については、階下の入居者が家財に地震保険を契約していなければ
保険金の支払いの対象とはならない。支払い条件は①と同じである。
③建物の損害については、7階の入居者が契約している火災保険の借家人賠償責任補償(特約)では、地震による損害は保険金支払いの対象とはならない。
家主が建物の地震保険を契約していれば、保険金の支払いの対象となる。
建物の地震保険では、建物の主要構造部の3%以上が条件になります。

※参考まで・・・
 

つる性の植物で窓の外側を覆い、室内に差し込む日差しを覆い、室内に差し込む日差しを遮る『緑のカーテン』が関心を集めている。電力不足が懸念される中、夏場の有効な節電対策のとして期待されている為だ。

癒し効果や果実を食用にできるなどの楽しみも多い。
露地に植えるのもいいが、ベランダでも挑戦できる。
必要なのはプランター、種や苗土、肥料、つるをはわせるなど。NPO法人「緑のカーテン応援団」によると、「緑のカーテン」がある場合とない場合の窓際の測定温度は10度程度も差があったという。ランキングの上位を占めたのが遮光効果に加え、集実の収穫も楽しめる品種。首位のゴーヤは「今年は特に人気が高く、品薄状態に」なっている」という。

観賞用の植物で高得点を挙げたのは2位のアサガオ。
種類が豊富で育ちも早いことが評価された。
品種によって花が咲く時間帯や時期がさまざまに異なってくるので、次々と違う品種で挑戦するのも楽しい。

花や葉、実、種の形がかわいらしいフウセンカズラが4位に。
「緑のカーテン」を育てるのには、注意点も少なくない。まずマンションなどの場合はプランターが落下しないように設置すること。
つるが上の階までのびないように剪定の必要がある。