東京では、猛暑日が8日連続で続いており、観測史上記録を更新しております。
気温も非常に高いですが、湿度も高く、まるでサウナの中にでもいるようです。
ビルの高層化で風の流れが止まり、地表近くでアスファルト照り返しの熱が
逃げず溜まっている事も原因になっているのでしょうか?
今年の熱中症の搬送者数は8月上旬時点で3万5千人を越えております。
室内気温が28度以上になったら、エアコンを弱で回し続け、
気温が下がるまで運転は継続しましょう。
私だけは大丈夫などと、思わないようにして下さい!
特に65歳以上の高齢者の方は、体力も落ちておりますので、
無理をしないで日常の生活をお送り頂いた方が、健康には良いと思います。
※テルモHP参照
【熱失神】
皮膚血管が拡張することにより血圧が低下し、脳の血流が少なくなるために、
めまい、失神などの症状が現れます。
顔色が真っ青になり、呼吸回数が増え、脈は速く、しかし弱くなり、
唇のしびれがおこることもあります。
長時間立っていたり、座った姿勢から立ち上がったとき、運動の後にも起こります。
【熱疲労】
大量の汗をかいて体内の水が失われ、水分の補給が追いつかずに脱水を起こしたときの症状で、
脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが見られます。
汗からは塩分も失われますから、水だけを飲んでもなかなか回復しません。
【熱けいれん】
大量に汗をかいたとき、血液の塩分濃度は高くなります。
しかし水だけを補給すると、血液の塩分濃度は反対に低くなり、
その結果として足、腕、腹などの筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
暑い環境下で長時間の運動をするなどで、大量の汗をかいたとき起こることがあります。
熱中症は、最初は軽いものであっても、ほんの短い時間で重症化することがありますので、
甘く考えないで適切な手当てをする必要があります。
【熱射病】
高温環境下で激しい運動をするなどで、体温が高くなって(40℃以上)脳の温度も上昇し、
中枢の神経機能が異常を起こした状態です。
頭痛、吐き気、めまいなどに続き、何かを聞かれても反応が鈍くなったり、
おかしな言動や行動が見られたり、意識がなくなったりします。
全身の臓器に障害が起こったり、死亡の危険性も高い状態です。
さまざまな熱中症の状況があるのですね。
最悪な状況は死に至りますので、最大限の注意が必要です。
寒くて凍え死ぬことはあまりありませんが、暑くて、自然に亡くなる事もございますので、
私はだいじょうぶと過信しないで、日頃の生活から注意をしてお過ごし下さい。
外出時は帽子・日傘・・・日中・夜・夜間は
温度計確認・クーラー運転・・・就寝前に、水分補給・・・(^^)