2008年1月号 | 西武池袋線・西武新宿線・練馬区の賃貸はハウステーションネットワーク

2008年1月 少子高齢化・人口減少。それでも賃貸需要は増える??

あけまして、おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
昨年は暗いニュースが多い年でしたが、今年こそはあかるいニュースが増えることを望みます。

皆様、お散歩、ウォーキングなどの運動はされていますか?
日頃の運動不足解消に景色や眺めの良い所を天気の良い日に、
少し歩いてみては如何でしょうか。
例えばこの地域では、石神井公園の三宝寺池などは如何でしょう。
私も幼少の頃から、この池には良く遊びに行っていた思い出があります。
鯉、フナ、モエビ、タナゴ、クチボソ、ザリガニ釣りなど、さまざまな水生生物が生息し
、楽しい一時を過ごしました。
皆様も幼少の頃に戻った気持ちになれるかもしれません!!

三宝寺池は、昭和30年頃までは冷たく澄んだ湧水をたたえた池でした。
そのため、東京では珍しい沼沢植物が生息しており、昭和10年(1935)に『三宝寺池沼沢植物群集』として国の天然記念物に指定されました。
指定当時は、大きなハンノキは少なく、中ノ島にはカキツバタが一面に咲き乱れ、
シャクジイタヌキモやジュンサイ等の希少な沼沢植物が見られました。

しかし、昭和30年代以降の急激な都市化に伴う湧水の減少により池の水温の上昇や水質の悪化が進んでいます。
また、昔は人々が生活の為刈り取っていたハンノキやヨシ、マコモが放置され繁茂したことにより池の環境が大きく変化し。貴重な植物の多くが消滅してしまいました。
この状況を改善する為、専門家や文化庁の指導、助言のもと、ハンノキの萌芽更新やヨシ等の大型水生植物の刈り取り等、以前の環境を回復させる為の管理を進めています。
その結果、カキツバタやミツガシワ、ハンゲショウ、コウホネ等の貴重な植物は順調に増え消滅した植物も少しづつ回復しています。(公園内説明版より転記)

最近は地球温暖化が進み池の水が凍結する事は殆んどなくなりましたが、
昔は良く凍結し、氷の上で遊んだ事を良く覚えてます。
今の季節は、冬鳥が飛来し、10種類以上の水鳥が美しく、池の中を泳ぎまわっております。
とても綺麗な色合いのハーモニーがかもし出されております。
是非足を伸ばして見て下さい!!



少子高齢化・人口減少それでも賃貸需要は増える??
.▲日本の人口の現状は!!
これからの日本は、少子高齢化が進み人口は減少するが、それでも賃貸需要は増える。
こう聞いて、あなたはどう感じただろう。あまりにも非現実的すぎて、
キツネにでもつままれた感じがしただろうか。
しかし、これは本当の話なのである。
多くの大家さんは、これからの賃貸需要は減っていくと考えているだろう。
それが一番の心配事になっているはずだ。
確かに少子高齢化は、いまや大きな社会問題となっている。
02年の平均出生率は1.36人。子供は2人でつくるものだから、
出生率が2を割れば人口は自然に減少する。

少子化の大きな原因は晩婚化である。
現在、30代の男性の未婚率が急激に上昇し、その割合は40%を超えている。
30代の女性の未婚率も年々上昇し、30%に迫る勢いである。
女性の社会進行も、未婚率上昇の大きな要因となっている。
一方で、今後日本は超高齢化時代に突入する。
高齢化が進む背景には、医療の進歩がある。

がんなどの成人病治療が世界最先端である結果、
平均寿命は毎年世界一を更新し続けている。
02年現在の日本人平均寿命は、女性が85.23歳、
男性が78.32歳となっている。
過去10年間のデータを見てみると、毎年約0.3歳、
10年間で約3歳ほど平均寿命が伸びている。

▲1人・2人世帯数は今後20年間で501万増加する!
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、
日本の人口は06年を境に減少に転じると予測されている。
しかし、反対に世帯数は、00年から20年までに約245万増加する見込みである。

なぜ人口が減っていくのに世帯数が増えるのか。
それは、高齢化、晩婚化による核家族化が進むからなのだ。
ちなみに核家族化とは、世帯が分裂して1世帯当たりの人口が減少する事をいう。
これをデータで見てみると、面白い事がわかる。00年の総世帯数は4640万世帯である。
内訳は、単独世帯が総世帯数の26.6%の1234万世帯、
夫婦のみまたは親1人子1人の2人世帯が26.9%の1249万世帯、
夫婦と子1人の3人世帯が32.0%1485万世帯となっている。
この3つを合計してみると驚いた事に、実に総世帯数の85.5%.3968万世帯にものぼっているのである。

次に2020年の予測データを見ると、総世帯数は4885万世帯となり、
現在より245万世帯ほど増えると予測されている。
内訳は単身世帯が219万増の1453万世帯。2人世帯は282万像の1531万世帯になる。
1人~2人の世帯数合計は、501万世帯増の2984万世帯になると予測されている。
という事は、全体の世帯数増加が245万世帯だから、3人以上の世帯は減少していくことになる。
具体的には245万-501万=-256万で256万世帯の減少である。
人口減少にもかかわらず賃貸需要が増えるという根拠は、
このような核家族化の進行による世帯数の増加にあるのだ。※アパートマンション経営塾参照


所見
人口の減少傾向にありますが、世帯数は増加する傾向も考えられるとの面白いデータです。
人が減るから、住宅自体も少なくなる事がイコールではない可能性があるという事です。
たしかに、最近は晩婚化が進み、独身男性、独身女性が多く見受けられます。
結婚しても子供も1人~2人との家庭が多いでしょう。
10年~20年後の事はだれにもわかりませんが、どのような住宅事情となっているのでしょうか。
皆様はどう思いますか??