2012年9月号 | 西武池袋線・西武新宿線・練馬区の賃貸はハウステーションネットワーク

2012年9月 オリンピックの熱戦が終わりパラリンピックが開催

皆様、いかがお過ごしでしょうか?オリンピックの熱戦が終わりパラリンピックが開催されております。
日本人の活躍も素晴らしく、世界の強豪と互角の戦いを繰り広げております。
今回はオリピック熱戦の結果とパラリンピックのご紹介を少しだけさせて頂きます。

ロンドンオリンピックの結果
日本代表選手団は38個(金7・銀14・銅17)のメダルを獲得。2004年アテネ大会の37個を
上回る史上最多記録となりました。国別メダル獲得総数では第6位、金メダル数では第10位でした。
いずれも第1位は米国で金46個総数104個第2位は中国で金38個総数87個と続いております。

金メダル取得した4競技7種目の選手達(左より順番にご紹介)
①ボクシング男子ミドル75kg級村田 諒太選手
②体操・体操競技男子個人総合内村 航平選手
③レスリング女子フリー48kg級小原 日登美選手
④レスリング女子フリー63kg級伊調 馨選手
⑤レスリング女子フリー55kg級吉田 沙保里選手
⑥レスリング男子フリー66kg級米満 達弘選手
⑦柔道女子57kg級松本 薫選手

17日間にわたって繰り広げられたオリンピックが終わり・・・そしてパラリンピックが開催しております。
20競技503種目に初参加の北朝鮮などを含む史上最多の164の国と地域から約4,280人の選手が参加します。

パラリンピックとは?・・・国際パラリンピック委員会(略称:IPC)が主催する身体障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会。オリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。2004年のアテネ大会から夏季オリンピックと共同の開催組織委員会が運営。1948年にイギリスの病院で行ったスポーツ大会が起源。
パラリンピック(Paralympic)語源 半身不随 パラプレジック(paraplegic)+オリンピック(Olympic)の造語
その後、半身不随者以外も参加するようになり、1985年 平行 パラレル(Parallel)+オリンピック(Olympic)で「もう一つのオリンピック」として再解釈されることとなった。

パラリンピックには障害の度合いに応じて、同じ競技でも階級を分けて競っている。
例えば、陸上100メートル競走は男性で5階級ほどに分かれており、より公平になるように競技を行っている。

今回のパラリンピックには、元F1レーサーの「アレックス・ザナルディ」が金メダルを取って話題になる。
彼は1991年から1994年と1999年をF1レーサーとして活躍、カートに転向後レース中の大事故で両足の膝から下を失うが、なんとか一命を取り留める。事故から20ヶ月後に義足でプロカーレーサ-として復帰し活躍する。
どの選手も、身体的・精神的な様々なハンデを負っているが、ハンデを感じさせない素晴らしいポテンシャルと不屈の精神と笑顔で競技を続け、このパラリンピックに参加している姿を見ていると本当に尊敬の念を抱きます。

残暑が厳しい時期となっております。9月に入り、賃貸市場も徐々に動いて行くものと感じます。
お客様も動き出すこの時期にしておかなければいけない重要な事がございます。
賃貸相場に応じた、適正な家賃設定です。
では、適正な家賃とは・・・?
入居者が探しに来られた、地域のアパート・マンションをこの家賃であれば住んでもいいなと思う料金です。
現在の空室は非常に多い状態で、入居者の希望条件(家賃、駅からの距離、日当たり、設備等)をすべて満たす物件が非常に多く出ております。
昔、住んで頂いていた家賃では貸すことが非常に難しい賃貸マーケット環境にございます。

家賃を設定する際に、当社でお預かりしているサブリース物件でさえ、ワンルームで退去後の家賃設定5000円ダウンは当たり前の状態で、仲介会社からそれ以上の家賃相談があっても対応している状況です。
他の不動産会社のサブリース物件も、空室の長期化による減収が一番の損益になることをわかっており希望者のご案内にいった際には、決まるのであれば1回のご案内で決めてしまいたいと思うものです。
1件の契約を逃すと、3ヵ月の空室を覚悟しなくてはいけない事を知っているからです。
仮に60000円の家賃としても、3ヵ月の空室で18万円の損失となり、あの時5000円ダウンして入居者が入っていれば18万÷0.5万=36ヶ月 この損益を取り戻すには約3年間入居してもらわないと取り戻せません。
単身の平均入居率は3年程度と想定ができますので、結局値下げして決めておいたほうが良かったケースが非常に多く存在致します。
賃貸経営はアパート・マンションを建てれば満室になる時代は終わり、入居者のニーズにあった賃料にしないと永遠に空室となる時代です。
厳しい事ばかり明記しておりますが、真実です。
退去前に決まる事は非常に少ないと思われますが解約時に次回募集家賃の設定を、家主が相場を知るすべもなく、現場でお客様と接している仲介店の店長及び、管理を行っている不動産業者が、相場賃料を割出して設定をする事が非常に重要です。
賃貸相場が下がっているのであって、決して不動産会社が家賃を下げているのではないのです!!

入居希望者の9割以上の方は、インターネットにてお部屋探しを行います。
家賃、希望のエリア、希望の駅、駅からの距離、付属設備、日当たりなどを順序よく入力し、検索をして希望物件を割り出します。
この時に、希望物件に検索が引っかからないと、不動産会社へは、お客様からの連絡が来ず、他の条件のあった物件の不動産会社へお問い合わせを行う事となります。
この時に募集条件が合っていないと、チャンスを1回のがす事になります。
この見えない部分のチャンスを最初から相場である適正賃料にし、逃がさず掴むのと退去後、空室期間が3ヵ月以上長くなってから適正家賃にしてから掴むのでは、賃貸経営の結果に大きな違いが現れてくる事がご想像できると思います。

家賃保証しているプロの不動産会社が、適正に家賃設定を行い、値下げ交渉にも応じている事実を知り賃貸経営を行わないと、経営自体が失敗する事となります。

一番重要な事は、9月~11月に向け、適正な家賃設定を行い、家賃の値下げ幅も、不動産会社に与えておくことが、優良な入居者の決定率を高める事となるでしょう。
プロの不動産会社の保証している物件がこのような状況にて募集を行っているのですから、おわかりになると思います。
賃貸経営は入居率です。優良な入居者の方により長く住んで頂くことが非常に重要です。
空室にしていても、いっこうに入金はありません。
変なプライドは捨て、適正賃料がいくらなのか、不動産会社と協議し、決めて行くことが一番の近道と思われます。
賃貸市場、相場をわからない方が、家賃の設定を行いたくても、無理です。

練馬周辺ですと、無人スタンドで野菜を販売してますよね!農家さんは大根、キュウリ、トマトなどの相場を知っているので値付けができます。農家さん(八百屋)以外の方は基本的にできません!
ホワイトシャツにネクタイ締めた方では無理です!不動産賃貸業は日進月歩にて変化しております。
日々賃料も変動しています。
その変化に対応できるのは、日々不動産業務に特化している会社のスタッフです。
厳しい事を言わせて頂いておりますが、すべて大家さんの為です。決まらなければ家賃は入ってきませんので・・・不動産会社も本当は家賃は高い方が手数料も上がるので本当は良いのです(^^)